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●お正月とは | ●お正月飾りの意味 | ●いつ飾るのか | ●いつまで飾るのか | ●お正月飾りの歴史 | ●おめでたいものアレコレ
「あけましておめでとうございます」とあいさつをかわし、新しい一年の無事と健康を祈るお正月。もともとお正月は、年神[としがみ]という神さまをお迎えする行事でした。
日本の古い伝統をうけつぐ家では、今もお正月に年神をお迎えする神棚(恵方棚[えほうだな])をしつらえて、一年の家内安全と繁栄をお祈りしています。日本は稲作の国ですから、年神は一年のはじまりに、稲の豊かな実りを祈願するたいせつな神さまだと考えられているのです。
お正月の「正」には、「年の初め」「年があらたまる」という意味があります。お正月は、一年を始めるにあたって、心がまえを新たにして、年神に一家の安全と繁栄をお願いする期間なのです。
ちなみにお年玉は、年神から魂(玉)をいただく意味ですから、昔はおこづかいではなく丸いおもち(玉)が配られていました。
玄関飾りやしめ縄のようなお正月飾りは、年神を迎えるための準備です。年神はお正月飾りを目印にやってきて、そこに宿ります。年末には特に念入りに準備をして年神を迎え、つつがなく新しい一年がすごせるように祈願します。
お正月飾りは、家にお迎えした年神にお正月の間とどまってもらう、重要な役割があります。ですから玄関だけでなく、あちこちに飾り全体がつながって家を囲むように飾るのが正式な飾りかたです。
しめ飾りに稲わらを使うのは、五穀豊穣[ごこくほうじょう]をつかさどる年神に、感謝をささげる意味があります。そのほかにも、扇[おうぎ]や橙[だいだい]や裏白[うらじろ]などで、おめでたい飾りつけをして、お正月のムードをもりあげます。
※旧くは家中を囲むように飾るのが正式でした。神さまが宿る場所ですから、好きな場所に、心をこめて飾ると良いでしょう。