
紙や木などの基材と、ガラス質(珪素化合物)を融合させて、紙や木とガラスの両特性を併せもった新素材を生み出す、環境に配慮した画期的な技術です。
天然素材である紙や木やそのほか様々な基材に、耐水性・耐油性・強度といった、ガラス質が持っている多様な特性を付与することができます。
基材に「超越」加工を施す(コーティングする)液剤は、主原料であるアルコキシシランをベースとし、触媒や添加剤の種類・配合比を変えることによって、機能を自由に変化させることができます。
製品用途に応じた液剤開発をおこない、これまでに200種類以上の液剤を完成させました。その特性を活かして、多岐に渡る分野での研究、製品化および商品開発を行っています。
超越技術の原点は、水引にあります。
(株)飾一は、水引を用いたお正月飾りのパイオニアです。水引や和紙やワラといった天然素材にこだわって、環境に優しいお正月飾りを開発・製造・販売しています。
お正月飾りやオリジナルの水引アートを創作するなかで、素材に「耐水性を持たせたい」という視点から、1997年よりコーティングの研究開発を開始しました。当初は、社長岩宮陽子ひとりで実験をくりかえし、悪戦苦闘の結果、紙とガラス質(珪素化合物)の融合による、透光性・強度に優れた「超越紙」の発見に至りました。
2000年5月、横浜市産学共同開発センターに研究所を開設し、本格的な研究開発を開始しました。用途に応じた液剤の開発をおこない、和紙から段ボール原紙、洋紙などへの機能付与に成功しました。
現在は、木材や繊維、その他様々な素材に対しても、超越加工を付与するための研究開発を、積極的におこなっています。今後も環境を重視し、安全性に配慮した画期的な商品を開発し、社会に貢献してゆきたいと考えています。
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