(株)飾一の超越技術とは、紙や木材・布・高機能繊維・革・金属・石・その他の基材に対し、シロキサン結合の薄膜をコートすることで、耐熱性・耐水性・耐油性・耐摩耗性・表面硬度・抗菌性・その他様々な機能を付与するものです。
超越技術の手法は、ゾル-ゲル法を応用したものです。一般的には、アルコキシシラン溶液を主原料とし、さらに反応水と触媒を加え、十分に撹拌・熟成することでコート液が完成します。
このコート液を、各種基材に塗布して加温すると、下記反応式(1)〜(3)を経て、最終的にガラスの基本骨格であるシロキサン結合が生成されます。
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この超越加工を、例えば紙に使用した場合、コート液に含まれる反応水が紙を膨潤させ、反りや変形の原因となります。このため、触媒を加水分解可能な有機金属化合物とすることで、コート液に反応水を加えなくとも反応が進行し、十分に強度を有する薄膜が得られます。
実際にコート液が紙や木などに塗布されると、コート液に含まれる有機金属化合物は、基材の表面や内部の水分、あるいは空気中の湿気と反応し、自ら加水分解し、重縮合反応を開始します。
その時、主材であるアルコキシシランが、加水分解した有機金属化合物と反応し、最終的にシロキサン結合による薄膜を生成します。

例えば紙の場合、この反応は毛細管現象により繊維の内部にまで浸透し、繊維一本一本まで確実にコートされます。
このように形成されたシロキサン結合の結合エネルギーは、熱的安定性に優れ、各種基材に対し、耐熱性・耐水性・耐油性・対摩耗性・表面硬度・抗菌性・その他様々な機能を付与することになります。
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